平和の森公園再整備資料
1月29日の総務委員会で平和の森公園再整備構想(案)が示されました。
平和の森公園再整備構想(案)では、公園未開園部分を活用し、新体育館の整備を行う、既存の少年スポーツ広場を拡張し、大人も利用可能な多目的広場とする、既存の草地広場に、全長300m直線100mの陸上競技にも利用できる園路を設置するなど、現在の公園の形状も機能も大きく変えるものとなっています。
新体育館の整備については未開園部分であることから既存の樹木や現行の利用者への影響は余りないと思われます。しかし、整備のあり方と費用負担などは不透明。しかも、区民参加で積みあげてきた公園の整備計画から大きな変更を行うものです。園路という名のトラックの敷設は、現在の利用者との共存がはかられにくく、危険であると言う指摘に対してのまともな回答はありません。これまでのような自由な利用が制約されることで、草地広場の本来の目的からみて理解は得られないのではないでしょうか。少年スポーツ広場の拡張については、ここで大人が野球をするために行うようですが、区民からそうした声を聞いたことはなく、必要性は感じません。砂埃が立たぬように広場の改善・改修をはかることはあっても、樹木(樹林帯)を伐採して拡げることは論外です。
今回、構想(案)として何をどのように配置するかは、公には初めて示されたものです。「区民の意見を聞く」とはしていますが、短期間の中でアリバイ的に手続きを踏むやり方は認められません。新体育館の整備を遅らせてきたのは行政でありその責任は区にあります。東京オリンピック・パラリンピックは口実であって、これら再整備には関係ありません。
平和の森公園の再整備については、拙速、乱暴にすすめるのではなく、区民参加の検討組織をつくって時間をかけて調査・検討をすべきです。

区民説明会が下記のとおり開催されます。場所は区役所9階会議室。
参加して意見を述べましょう。

2月26日(金) 午後7時〜9時
2月28日(日) 午後1時〜3時
2月29日(月) 午後7時〜9時

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