革新懇01

革新懇03

革新懇02

 7月16日、衆議院本会議で「戦争法案」の強行採決が図られたその晩に中野区革新懇総会が開かれ、記念講演として一橋大学教授の吉田裕先生の話を聞きました。
 「戦争の歴史に学び、戦場の現実を想像する」というタイトルにふさわしい深みのある、且つ、わかりやすい話でした。
 特に、東京裁判が植民地支配を裁いていないことによる戦後の認識にかかわる問題。そして、戦争体験の継承の問題。被害と加害の重層性を明らかにすることが大切との話は新鮮に受け止めることができました。
 実は、丁度この日の午後に「5.25中野区の空襲を語り継ぐ会」の世話人会と中野区で久しぶりの懇談をおこないました。空襲や疎開、戦地での体験などを記録に残すことや、中野空襲被害の慰霊碑建設を区内に設置していくことを要望し話し合ったことが、頭にあったからかもしれません。

 「戦争法案」反対のたたかいが高揚するもとで、また、「安倍談話」が焦点となっている中で、とてもタイムリーな企画だったと思います。

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