「(仮称)中野区人権及び多様性を尊重するまちづくり条例」及び男女共同参画基本計画について

○(仮称)中野区人権及び多様性を尊重するまちづくり条例の考え方についてが、第3回定例会中の総務委員会で報告されました。来年の第1回定例会で条例案を提出する予定にしています。条例制定後に施策としてシンポジウムの開催を検討しているとも聞きます。「考え方」では、中野区、区民及び事業者が基本理念に基づき、「人権及び多様性を尊重するまちづくりを推進(し)、心豊かに安心して暮らし、ともに新たな価値を生み出していくことのできる中野のまちを実現する」とあります。差別構造の解消に向けた連帯と実践が強く意識されることが望まれていると考えます。
そのために、区が率先してあらゆる場において適宜適切にメッセージを発信していくことが大切であると考えますが、いかがですか、うかがいます。

区:条例内容の浸透には、区民等への高家的な周知を行うことが不可欠であると考えている。令和4年度は、各種広報媒体の活用のほか、大学等と連携したシンポジウムや、様々な活動の場を通して、広く周知を図りたい。

〇中野区基本計画では、「多様性を生かした新たな価値を生み出す」政策を掲げ、施策1「人権と多様性の尊重」に続き、施策2で「多文化共生のまちづくりの推進」について述べています。現在、コロナ禍の影響で外国人数は減っているようですが、収束したのちには増えていくことになるでしょう。
多文化共生のまちづくりの推進では、事業の展開の中で「多文化共生の推進に向けた基本指針の策定」の記述があります。レイシズムばかりか外国人住民に対する無意識のバイアスが存在する昨今、区が「人権と多様性の尊重」を意識し、社会の前向きな変化に応えていく方針の策定と事業の展開を期待したいと思いますが、見解をうかがいます。
区:中野区基本計画では、「多様性を生かし、新たな価値を生み出す」を実現するため、「多文化共生のまちづくりの推進」を施策の一つとして掲げている。その主な取組みの事業として、多文化共生推進に向けた基本指針を計画前期の期間中に策定するとしている。
 今後策定する予定の「(仮称)中野区人権及び多様性を尊重するまちづくり条例」も踏まえ、多文化共生の推進に向けた基本指針を策定し、事業を展開することで、外国人住民が地域で安心して暮らすことができ、また、地域においても様々な参画や交流が生み出されるまちをつくっていきたい。

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